間接照明を賃貸のお部屋におしゃれに取り入れるポイントとは?

LEDバーライト ネオマンクス
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賃貸の部屋をおしゃれな空間に変えたいなら、間接照明がおすすめです。賃貸マンションやアパートの多くでは、あらかじめ天井に主照明が付いていることでしょう。その天井照明とは別に間接照明を設置すると、部屋を一気におしゃれな雰囲気に変えられます。

本記事では賃貸マンションやアパートでも、コストをかけず手軽に間接照明を取り入れられる方法を紹介します。間接的で柔らかな光の演出を部屋に加えてみましょう。殺風景な部屋でも見違えるようにおしゃれな空間に変わるはずです。

目次

間接照明とは?

間接照明 シーリングライト テネシーコラット

間接照明とは文字どおり、間接的に部屋を照らす照明のことです。

賃貸マンションやアパートでは、あらかじめ天井にシーリングライトや、天井からつり下げるペンダントライトがあるはずです。シーリングライトやペンダントライトは直接、部屋を明るく照らします。

一方、間接照明は光を壁や天井に当てて、反射した光で部屋を照らすのが特徴です。

間接照明はまぶしさを抑えながら、空間にきめ細かく柔らかい明るさをもたらしてくれます。取り入れると、部屋で過ごす時間をより快適なものにできるでしょう。

間接照明には白熱電球とLEDの2種類があります。白熱電球は演色性にすぐれ、自然光に近いのが特徴。ただし、白熱電球はLEDよりも寿命が短いというデメリットがあります。LEDは白熱電球よりも省エネ性能にすぐれ、寿命も長いのが特徴。ただし、白熱電球に比べると値段が高めなのがデメリットです。

間接照明には色調にも、「昼光色」「昼白色」「電球色」の3種類があります。昼光色は白っぽく青みがかった明るい色です。昼白色は自然光に近い光の色。電球色は暖色系で温かみを感じさせる色です。色調によっても部屋の雰囲気は変わってきます。

照明にはリモコンやスマートフォンアプリなどで、色調を切り替えられる調色タイプもあります。調色タイプを選ぶと、シチュエーションごとにさまざまな電球色を楽しめるでしょう。

間接照明を取り入れるメリット

間接照明の大きなメリットは、柔らかな光で賃貸マンションやアパートの部屋をおしゃれな空間に演出できることです。

カフェやホテルでは、よく間接照明が使用されています。部屋に間接照明を取り入れると、部屋がカフェやホテルと同じようなしゃれた空間に変えられます。メリットは部屋をおしゃれな空間に変えられるだけではありません。

天井のシーリングライトやペンダントライトだけでは、上からの光だけで印象が単調になりがちです。しかし、間接照明で横方向や上方向、床方向への光を組み合わせることで陰影によって立体的な空間演出ができます。

明るさと暗さをコントロールして部屋を広く見せたり、天井を高く見せたりする視覚効果が得られるのも間接照明のメリットです。ワンルームマンションなどの狭い部屋では圧迫感を覚えることもありますが、間接照明を効果的に使用すると、圧迫感を緩和する効果も期待できるでしょう。

間接照明の光は一度天井や壁・床などに反射してから目に届くため、柔らかくぼんやりとした明かりになるのが特徴です。柔らかい明かりには、気持ちを穏やかにする効果があります。特に暖色系の明かりは、主照明にはないリラックス効果をもたらしてくれるでしょう。また、光が当たる場所の素材感やテクスチャーを際立たせる特徴があります。凹凸がある壁紙の部屋で使用すると美しい陰影が演出できるのもメリットです。

間接照明は設置する場所を柔軟に選ぶことも可能です。工事の必要もありません。賃貸マンションやアパートで暮らす人にとって大きなメリットと言えるでしょう。

間接照明で賃貸の部屋をおしゃれにするポイント

間接照明 複数配置

次に間接照明で賃貸の部屋をおしゃれにするためのポイントを紹介します。ちょっとしたコツで間接照明の効果を実感できるため、ぜひ参考にしてください。

主照明とのバランスを考える

間接照明は主照明とのバランスを考えて配置すると効果的です。主照明に比べて間接照明の数が多すぎるとバランスを取るのが難しくなります。間接照明はあくまで演出的な役割を果たすもの。目立ちすぎると浮いてしまいバランスを崩します。

間接照明を置くとおしゃれになると考えて、たくさん置きすぎてもゴチャゴチャとした印象を与えかねません。間接照明を取り入れる際は、部屋全体のバランスを考えて配置しましょう。主照明が7割の明るさで、間接照明が3割程度のイメージです。

光を照らす方向を意識する

間接照明を取り入れる際は、置き場所や光を照らす方向を意識すると、さまざまな効果を実感できます。ここでは光源の位置と光が照らす方向によって、間接照明がどのような効果を発揮するか紹介します。

部屋の四隅に置いて奥行きを生む

LEDバーライト ネオマンクス

部屋の四隅に間接照明を設置すると、部屋に立体感が生まれます。効果的なのは、入り口に近い手前の隅に弱めの光を置き、奥に強めの光を置いて明るさに差を付けることです。明るさに差を付けることで奥行きが感じられ、広さを強調できます。狭い部屋を広く見せたい場合は隅に間接照明を置いてみましょう。

上方を照らして天井を高く見せる

1灯 ブラケットライト デックスコラット

間接照明を天井方向に照らすと、上方への広がりを演出できて天井を高く見せる効果があります。ワンルームマンションやアパートの天井を高く見せたいなら、角度が調整できるスポットライトやスタンドライトなどで天井を照らしてみましょう。部屋の圧迫感がやわらぐはずです。

間接照明で天井と一緒に壁面を照らせば、部屋がより広く感じられて開放感を演出できます。なお、光を天井に当てて部屋を印象的な空間にする照明のことを「コーブ照明」と呼びます。

場所を取らないデザインの照明を選ぶ

ワンルームマンションなどの限られたスペースの部屋には、場所を取らないコンパクトな照明が向いています。

例えば、卓上に置くスタンドライトなら、台座の低いものを選ぶと場所を取りません。床に置くフロアスタンドも、スリムで背の低いタイプを選べばスペースを広く使えます。

おすすめなのはクリップ型のスポットライトや、テープ状の基盤にLEDが取り付けられたテープライトです。クリップ型のスポットライトもテープライトも場所を取らないため狭い部屋で活躍します。

家具の裏から照らす

LEDバーライト ネオマンクス

ソファやテレビ・鏡や観葉植物の裏など、部屋にある家具の裏から照らすと、おしゃれな空間を演出できます。特にテレビの後ろを照らすシアターライティングでは、テレビ画面の明るさと壁面の明るさの差が小さくなり、画面を見やすくなります。テレビの脇から漏れる光は画面の光と相乗効果も生み出すでしょう。

光量が強すぎないものを選ぶ

光量も間接照明選びの大切なポイントです。間接照明はあくまで補助的な役割を果たすもの。光量が強すぎないものを選びましょう。数値で言えば200〜400lm(ルーメン)が一般的に間接照明に適しています

lm(ルーメン)とは、明るさを表す単位のこと。白熱電球より省エネ効果が高く、寿命も長いLED照明が主流になったことで使用されるようになりました。lmの値が高ければ高いほど強い光となります。

一般的に8畳の部屋を照らすシーリングライトの光量は、3300〜4300lmくらいが適当とされています。

しかし、間接照明では1000lmもあると、光が強すぎると感じる人が大半でしょう。間接照明はぼんやりとした柔らかな明かりが持ち味。好みにもよりますが200〜400lmに抑えた方が雰囲気を醸しだしやすいはずです。

どんな間接照明だと賃貸に取り入れやすい?

間接照明 置き型スポットライト

4間接照明はさまざまなタイプが豊富に販売されています。賃貸マンションやアパートでは、どのようなタイプを使用すると効果的なのでしょうか。種類別に解説していきましょう。

テーブルスタンドライト

1灯 テーブルライト ランブル

テーブルスタンドライトはテーブルなど卓上に置いて部屋の雰囲気を作りだせる間接照明です。卓上に置くことを目的としているため、コンパクトなものが多いのが特徴です。

床のスペースを使用しないため、狭いワンルームマンションなどの賃貸でも活用できます。置くだけで簡単に使用できるのも、テーブルスタンドライトのメリットです。

テーブルスタンドライトには明るさを調整できる調光機能や、色合いに変化を付けられる調色機能があるタイプもあります。調光機能や調色機能のあるタイプを選ぶと、一つでさまざまなシチュエーションに対応できるでしょう。

テーブルスタンドライトにはモダン調・北欧調・アンティーク調など、さまざまなデザインがあるため、照明を灯さない昼間でもインテリアとして活躍します。

コードレスで使えるタイプを選ぶと、コンセントや電源コードを気にせず設置できるので便利です。バリエーションが豊富なため、多くの種類から選べるのもテーブルスタンドライトの魅力と言えます。

フロアスタンドライト

LEDバーライト ネオマンクス

フロアスタンドライトは、床に直接立てて置くタイプの間接照明です。縦長でスリムなタイプが多いため、ワンルームマンションなどでも場所を取りません。

支柱の上部に光源のあるタイプが主流で、支柱全体にライトが付いたタイプもあります。スリムかつおしゃれなデザインで、装飾性も高いためインテリアとしても活躍してくれるでしょう。

壁や天井に固定するタイプの間接照明に比べると、置き場所の移動が簡単にできるのもフロアスタンドのメリット。使用する場所を変えたい人や、手軽に部屋の雰囲気を変えたい人におすすめです。

スポットライト

1灯 スポットライト ノーシュ

スポットライトは壁などの一部をピンポイントで狙って光を当てられる間接照明です。光が当たる部分を際立たせるため、壁に貼った写真・絵画・シルクスクリーン・オブジェなどに当ててみましょう。対象物がライトアップされて、部屋を写真や絵画のイメージに演出できます。

対象物との距離によって、光の強弱も調節可能です。距離を置けば光は弱くなり、距離を近づければ光が強く反映されます。

スポットライトタイプの間接照明は、光の方向を変えられるものがほとんどです。向きや位置や向きを調整すれば、さまざまな場所にスポットを当てられます。

スポットライトには引っ掛けシーリングに取り付けるタイプも多く、天井に引っ掛けシーリングがない場合は、取り付け工事が必要な場合もあります。賃貸で工事する場合には、大家さんの許可が必要になることが多いため注意してください。

スポットライトにはクリップで固定できるタイプもあります。クリップで固定できるタイプは、机や棚にはさんで固定できるため、引っ掛けシーリングがなくても利用が可能。賃貸でも大家さんの許可なく使用できます。

クリップで固定できるタイプは、省スペースで使用できるためワンルームマンションなど狭い賃貸でも手軽に活用できるでしょう。

ブラケットライト

1灯 ブラケットライト デックスコラット

ブラケットライトとは壁に取り付ける間接照明のことです。壁に取り付けるためウォールライトとも呼ばれます。

ブラケットライトを使用すると、部屋の壁や柱などを間接的に照らすことで、意図的に影をつくることが可能です。意図的に影をつくると、空間に立体感が生まれておしゃれになります

ブラケットライトを取り付ける際には、工事が必要な場合もあります。工事が必要なタイプは賃貸には向かないかも知れません。ただし、コンセントにつなぐだけで使用できるタイプのブラケットライトを選んだ場合は工事が不要です。

テープライト・バーライト

LEDバーライト ネオマンクス

テープライトとはテープ状の基盤にLEDのチップが取り付けられたライトのこと。バーライトとは棒状のライトのことです。テープライトもバーライトも薄いため、さまざまな場所に取り付けられます。スペースの限られた賃貸マンションやアパートで効果的に使用できる間接照明と言えるでしょう。

テープライト・バーライトは狭い場所でも使用が可能。テーブルやカウンター・棚などの家具にも取り付けると効果的です。特にテープライトはテープ状で曲げられるため、家具の形状に合わせて取り付けられます。ハサミでもカットできるため、取り付け場所に合わせて長さを調節できるのもメリットです。

インテリアのアクセントになる間接照明ならgram eight

LEDブラケットライト マンクス

間接照明は手軽に取り付けられて、部屋の雰囲気をがらりと変えられるアイテムです。リフォームのできない賃貸マンションやアパートで、部屋をおしゃれな雰囲気に変えたいときにぴったりです。

間接照明にもさまざまタイプがあります。本記事で紹介したポイントや種類別の特徴を参考に、あなたに合った間接照明を選んでください。

gram eight(グラムエイト)では、賃貸マンションやアパートの部屋をおしゃれな空間に変える間接照明を多数取り扱っています。部屋を広く見せたいときに適した間接照明やリラックス効果を重視した間接照明など、さまざまな商品を選ぶことが可能です。

あなたの部屋に合った間接照明をお探しの方は、ぜひgram eight(グラムエイト)のホームページをチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

竹中 智也のアバター 竹中 智也 クリエイティブ・ディレクター

1979年大阪生まれ。ECブランドの社内デザイナーとしてWeb、グラフィック、プロダクトデザインを担当。

これまで3つのインテリア照明ブランドを立ち上げ、200以上の照明器具を企画・商品化。

2023年、オリガミドリッパーを使ったORIGAMI LAMP をプロデュース。グッドデザイン賞受賞

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