シーリングライトはダサい?代わりの照明で部屋をおしゃれにする方法

LEDシーリングライト
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シーリングライトとは、天井に直接固定するタイプの照明器具です。すっきりとした構造であるため、天井に取り付けても邪魔になりません。日本の狭い住宅によく取り入れられている照明器具といえるでしょう。

しかし「シーリングライトはダサい」「他のおしゃれな照明器具に交換したい」と考える人も珍しくありません。シンプルな作りであるがゆえにどこかオフィスのような雰囲気を漂わせてしまうため、おしゃれな空間に仕上がらないことも多いです。

そこで本記事では、シーリングライトの代用品として利用できるおすすめの照明器具を紹介します。シーリングライトの基礎知識や人気の理由なども紹介しているので、照明器具を選ぶ際の参考にしてみてください。

目次

シーリングライトとは?

ダイニングリビングとLEDシーリングライト

シーリングライトとは、天井に直接取り付ける照明器具のことです。天井から吊り下げる照明器具とは異なり、室内の高い位置から光を照らせるため、部屋全体を明るくできます。そのため、部屋のメインとなる照明器具として使っている人も多いでしょう。また、天井に直接取り付けることから、置き場所を確保する必要もなく、部屋全体をすっきりと見せる効果も期待できます。

なお、シーリングライトは天井に備え付けられている引掛けシーリングを使って設置します。引掛シーリングとは、天井にある照明用の配線器具のことです。天井に照明器具を固定させながら、電気を供給しています。そのため、天井に引掛シーリングが設置されていなければ、専門の業者に工事を依頼する必要があります。

なぜシーリングライトはダサいと感じてしまうのか

リビングのシーリングライト

シーリングライトがダサいと感じてしまう理由は、主に以下の2つです。

  • 光影のメリハリがないから
  • オフィスの雰囲気に似てしまうから

シーリングライトがダサいと言われる理由を理解しておけば、おしゃれな部屋を作るときの参考になります。そのため、まずはダサいと感じてしまう理由をチェックしましょう。

光影のメリハリがないから

シーリングライトを設置すると、光影のメリハリが生まれません。なぜなら、シーリングライトは部屋全体を明るく照らせる一方、影ができない空間を作ってしまうからです。おしゃれな空間を演出するには光と影をうまく演出する必要があります。そのため、シーリングライトを設置するとおしゃれな空間とは言い難い部屋になるでしょう。

オフィスの雰囲気に似てしまうから

シーリングライトを利用すると、オフィスの雰囲気に似てしまうのもダサく見られがちな要因です。先ほども解説したとおり、シーリングライトは光影のメリハリができないため、光の逃げ場が生まれません。そのため、部屋全体が明るくなるものの、オフィスのような雰囲気に仕上がってしまうのです。不自然に明るい空間はダサく感じてしまうこともあるでしょう。

シーリングライトはダサい?それでも人気な理由

シーリングライト

以上のように、シーリングライトには人によってはダサいと感じてしまう要素があります。しかしその一方で、シーリングライトは日本の住宅に設置されていることが多い照明器具です。「ダサい」印象を持たれがちながらも人気を集める理由は、主に以下のような要素が関係しています。

  • 一室一灯で済むので経済的
  • 天井がスッキリする
  • 調光機能付きが多い

シーリングライトが人気と言われる理由について詳しく解説します。「ダサい」言われてしまいがちな理由と併せてチェックしておき、照明器具選びの参考にしましょう。

一室一灯で済むので経済的

シーリングライトは、一部屋に1つ設置すれば部屋全体を明るくできるため経済的です。例えば、明かりがほんのり灯るような照明器具であれば、一部屋に何台も設置しなければいけません。しかし、シーリングライトは天井の高いところに設置して利用するため、部屋の隅々まで明るく照らせます。そのため、導入コストや電気代を抑えながら過ごしやすい空間を作れます。

天井がスッキリする

シーリングライトは無駄な装飾が施されていないため、設置しても天井がスッキリとしています。例えば、豪華な装飾が魅力的なシャンデリアはおしゃれな空間を演出するのに大活躍する照明器具です。しかし、日本の狭い住宅に設置してしまうと圧迫感のある部屋になるでしょう。その点、シーリングライトであれば天井からつり下がっているわけではないため、スッキリとした部屋を演出できます。

調光機能付きが多い

シーリングライトは、調光機能付きが多いところも人気の理由です。部屋の利用状況に合わせて光を調整できるため、過ごしやすい空間を作れます。例えば、子どもが勉強をするときは部屋全体を明るくして文字が見やすい状態を作れます。反対に、夜は眠りにつきやすいように部屋を暗くすることも可能です。部屋での過ごし方に合わせて光を調整できるため、シーリングライトを活用しているという家庭は多いでしょう。

シーリングライトの代わりにおすすめなライトの種類

LEDバーライト マンクスクロス

シーリングライトをやめておしゃれな空間を作りたい場合は、以下のライトがおすすめです。

  • スポットライト
  • ペンダントライト
  • 寝室ならスタンドライトのみもOK

ライトの特徴を理解した上で、部屋に最適な照明器具を選ぶとおしゃれな空間を作りやすくなります。ここからは、それぞれのライトの特徴を見ていきましょう。

スポットライト

LEDシーリングライト ノーシュ

スポットライトとは、光源が向いている方向のみ明るく照らせる照明器具のことです。光の向きを調整できるため、光影のバランスが整ったおしゃれな空間を作れます。意図的に一定方向を明るくするだけではなく、壁を照らして反射効果を狙った演出ができるため、立体感のある部屋に仕上がるでしょう。他にも、絵画などのインテリアをピンポイントで照らすことで、光影をうまく取り入れることも可能です。直接照明や間接照明など、仕上げたい部屋の雰囲気に合わせて調整しやすくなっています。

もともと美術館や店舗などで使用される照明器具でしたが、近年は軽量で扱いやすい家庭用も多く販売されています。そのため、一般家庭でも手軽におしゃれな空間を作りやすくなりました。

ペンダントライト

ペンダントライトとブラケットライト

ペンダントライトとは、天井から吊り下げるタイプの照明器具です。天井に直接取り付けるシーリングライトよりも物との距離が近くなるため、光影が生まれやすくなります。また、ペンダントライトは照明自体がおしゃれなデザインであることから、点灯しなくても部屋のアクセントとして活躍します。シェードのデザインや光の種類にもこだわることで、好みに合った部屋を作れるでしょう。

なお、ペンダントライトはシーリングライトのように部屋全体を明るく照らすのは困難です。そのため、他の照明器具と併用するのがよいでしょう。

寝室ならスタンドライトのみもOK

LEDバーライト ネオマンクス

寝室の照明器具をおしゃれにしたい場合は、スタンドライトを使用するのもおすすめです。スタンドライトとは、置き型の照明器具のことです。枕元やサイドテーブルなど好きな場所に設置して利用できるため、明かりを調整しやすくなっています。

そもそも寝る前に明るい電気がついていると入眠しにくくなるため、部屋を少し暗くするのが良いと言われています。手元をほんのり照らすスタンドライトであれば、心地よく眠りにつけるでしょう。使用する場所によって適切な照明器具を選ぶのが大切です。

オシャレな雰囲気になるおすすめの照明4選

おしゃれな部屋を作りたい人におすすめの照明器具は、以下の4種類です。

どれもgram eight(グラム エイト)で取り扱いのある照明で、シーリングライトとは異なり、おしゃれなデザインになっています。それぞれの照明器具について詳しくチェックしてみましょう。

6灯シーリングライト デボン

6灯 シーリングライト デボン

おしゃれな雰囲気を演出できるおすすめの照明器具の1つ目は、6灯シーリングライト デボンです。本体は組み立て式ではあるものの、工具は不要なので事前に準備するものはありません。特に難しい作業も含まれていないため、DIY経験があまりない人でも手軽に挑戦できるでしょう。

ソケットは上下に約90度、左右に約350度に角度調整できるため、光がほしいほうへ届けやすくなります。またリモコンの調整ダイヤルを回すと電球の明るさを調整でき、部屋の使用状況に合わせた空間を作れるのも魅力です。切り替えボタンを押せば色温度も変えられるため、部屋の雰囲気を調整しやすいでしょう。

パイプは450mm・500mm・550mmの3タイプから選べるため、部屋の雰囲気に合わせて選びやすいのもおすすめポイントです。ホワイトとブラック、ゴールドのコントラストも目を惹くアクセントとなり、おしゃれな空間に欠かせない存在となるでしょう。

4灯シーリングライト トイガー

LEDシーリングライト トイガー

おしゃれな雰囲気を演出できるおすすめの照明器具2つ目は、4灯シーリングライト トイガーです。ブラウンとナチュラルの2色展開となっており、部屋の雰囲気に合わせて選べます。天然木突板を使用しており、木製家具との相性も抜群です。自然を感じられるような温かな部屋を演出したいときにおすすめの照明器具といえるでしょう。

調光機能を持っており、シーンに合わせて光を調整できるのも魅力のポイントです。就寝前は少し光を落とすことで、すこやかな眠りへと導いてくれます。調色機能を利用することで光の色を調整することも可能です。光の色合いによって、部屋の雰囲気も変えられるでしょう。

なお、照明器具の高さは本体を取り付けるときに調整できます。265mm・315mm・365mmの3段階から選べるため、部屋の雰囲気や好みに合わせてつけられます。設置の際は工具不要であるため、事前に準備する必要がないのもおすすめポイントです。ウッドリングを3つ重ねたようなデザインは、部屋のアクセントにもなるでしょう。

LEDバーライト ペンダントライト マンクスクロス

LEDペンダントライト マンクスクロス

おしゃれな雰囲気を演出できるおすすめの照明器具3つ目は、LEDバーライト ペンダント マンクスクロスです。細長い2本のLEDバーライトが交差しており、おしゃれな雰囲気を演出しています。バーライトはワイヤーで吊り下がっていて、遠くから見るとまるで浮いているように見えます。ワイヤーの長さは調整できるため、バーライトを水平にしたり、傾けたりとアレンジすることも可能です。部屋の雰囲気や光がほしい向きに合わせて調整できます。

また付属のリモコンを使用すれば、明るさや色味を調整することも可能です。タイマー操作もできるため、事前に設定しておくこともおすすめです。壁スイッチがないところであれば、本体のプッシュスイッチを利用するとオンオフの切り替えが可能。他にも、Wi-Fi環境があればスマホアプリでの操作もできます。デザイン性だけではなく、機能性も優れた照明器具といえるでしょう。

なお、LEDバーライト ペンダント マンクスクロスは、部屋全体を明るく照らす照明器具ではありません。設置した下方のみを明るくできるため、ダイニングテーブルやカウンターキッチン、リビングでの利用に適しています。

1灯サイドテーブルライト コラット

サイドテーブルライト コーニッシュコラット

おしゃれな雰囲気を演出できるおすすめの照明器具4つ目は、1灯サイドテーブルライト コラットです。サイドテーブルとフロアライトが1つになった照明器具で、ソファやベッドの横で活躍できるアイテムです。ゴールドの金属部分は真鍮を採用した贅沢な作り。可愛らしいデザインのスポットライトが優しく手元を照らしてくれます。

シェードは上下に約90度、左右に約350度動かせるため、光がほしい方向に調整できます。また、フットスイッチを採用しており、足で操作することも可能です。リモコンも付属しているため、利用状況に合わせた操作ができます。

テーブルの天板は直径約30cmあるため、スマートフォンやドリンクなどを置けるのもポイントです。簡単な食事であればここで済ませられるため、生活がより快適になるでしょう。なお、色合いも2色展開されているため、部屋の雰囲気に合わせて選べるのもおすすめです。部屋のアクセントとして取り入れるのもよいでしょう。組み立て式ではあるものの、約20分で完成します。難しい作業は含まれていないので、苦手意識のある人でも購入しやすい照明器具です。

お部屋のイメージに合わせて照明を使い分けましょう

シーリングライトは一台設置するだけで部屋の中を明るく照らせたり、シンプルな作りであることから天井をスッキリと見せたりできるものの、「ダサい」印象を与えやすい照明器具です。オフィスのような雰囲気になってしまったり、空間にメリハリが生まれなかったりします。

そのため、照明器具を設置する場合は、部屋の用途や作りたい雰囲気に合わせてライトを選ぶことが大切です。調光機能や調色機能がある照明器具を選べば、部屋の使用状況に合わせて光を変えられます。どのような照明器具を選べばいいかわからない場合は、今回紹介したおしゃれなライトがおすすめです。部屋の雰囲気に合わせて、選んでみましょう。

LEDシーリングライト

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この記事を書いた人

竹中 智也のアバター 竹中 智也 クリエイティブ・ディレクター

1979年大阪生まれ。ECブランドの社内デザイナーとしてWeb、グラフィック、プロダクトデザインを担当。

これまで3つのインテリア照明ブランドを立ち上げ、200以上の照明器具を企画・商品化。

2023年、オリガミドリッパーを使ったORIGAMI LAMP をプロデュース。グッドデザイン賞受賞

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