「4灯シーリングライトが暗い」と感じる方はいるかもしれません。天井に直接取り付けるタイプのシーリングライトよりも明るさが劣るケースもあるため、暗く感じてしまうのです。
4灯シーリングライトが暗いと感じる理由
4灯シーリングライトが暗いと感じる理由は、部屋全体を明るくできる照明器具ではないからです。天井に直接取り付けるタイプのシーリングライトであれば部屋全体に光を届けられるため、一室1灯でも明るい空間を作れます。
しかし、4灯シーリングライトはインテリアをピンポイントで照らしたり、特定の範囲に明かりを灯したりする照明器具であるため、光が物足りないと感じる場合もあるでしょう。そのため、部屋全体を明るくしたい場合は、さまざまな工夫が必要です。
4灯シーリングライトがある部屋を明るくする方法
4灯シーリングライトがある部屋を明るくする方法は、主に以下のとおりです。
- 電球の明るさを変える
- LED電球なら「全方向」タイプにする
- 電球色を「昼白色」にする
- 他の照明器具を増やす
それぞれの方法を詳しくチェックしましょう。
電球の明るさを変える
4灯シーリングライトを使用しながら部屋を明るくしたいのであれば、電球の明るさを変えてみましょう。電球を明るくすれば、4灯シーリングライトでも明るい部屋になります。
なお、電球の明るさは以下の3種類です。
- 100w
- 60w
- 40w
ワット数が大きくなるほど、電球から発せられる光も明るくなります。また、ちょうど良い明るさの電球がないと感じる場合は、4灯シーリングライトの調光機能を活用するとよいでしょう。光を微調整できるため、快適に過ごせる明かりをつけられます。
LED電球なら「全方向」タイプにする
4灯シーリングライトが暗いと感じたら、全方向タイプのLED電球を使いましょう。電球には光を照らす方向が定まっており、以下のような種類があります。
- 下方向タイプ:配光角度が約140度
- 広配光タイプ:配光角度が約180度
- 全方向タイプ:配光角度が約260度
配光角度とは、光の広がり方を示したものです。角度が広い電球ほど、部屋全体に光を届けられます。そのため、部屋の明るさが物足りない場合は、より光を届けられる全方向タイプがおすすめです。
電球色を「昼白色」にする
4灯シーリングライトを明るくするためには、昼白色の電球を選びましょう。電球色は大きく分けると、昼白色と電球色の2種類です。昼白色は白っぽく光る電球のことで、より明るい空間を作れます。一方、電球色はオレンジがかった暖かい色の電球のことです。玄関や寝室など、柔らかい光がほしい空間に使用するのがおすすめです。
他の照明器具を増やす
4灯シーリングライトのみで明るさを感じられない場合は、他の照明器具を増やすのも一つの方法です。4灯シーリングライトは部屋全体を明るく照らす照明器具ではないため、どうしても暗さが気になる方もいるかもしれません。その場合は、明るさが足りないところを補うように他の照明器具を設置してみてください。
例えば、ダイニングテーブルの上に4灯シーリングライトを取り付けたとき、リビングにあるソファ周辺が暗いと感じたらスタンドライトを置いて手元を照らすとよいでしょう。おしゃれなライトは数多く販売されているため、ソファやインテリアに合ったライトに出会えるはずです。光の足りないところにライトをプラスすれば、部屋全体が明るくなるでしょう。
4灯シーリングライトのメリット
4灯シーリングライトのメリットは、主に以下のとおりです。
- 手軽におしゃれな空間を作れる
- 工事不要のため設置しやすい
取り付け工事が必要か
4灯シーリングライトは、設置するだけでおしゃれな部屋に変身します。デザイン性が高いだけではなく、光影のメリハリが生まれるため、雰囲気のある部屋になるでしょう。特にシェードのデザインは部屋のアクセントになるため、慎重に選ぶのがおすすめです。
なお、4灯シーリングライトは配線器具さえあれば簡単に設置できます。配線器具は一般的な家庭だと備え付けられていることが多いため、基本的には工事の必要がありません。簡単な作業で設置できるため、取り付けに不安を感じることもないでしょう。
4灯シーリングライトのデメリット
4灯シーリングライトを設置するデメリットは、主に以下の3つです。
- 電球を直視できない
- 圧迫感のある部屋になる
- 影が何重にもなる
4灯シーリングライトは電球が裸の状態であるため、眩しく直視できません。そのため、4灯シーリングライトの下で横になる場合は注意が必要です。
また、4灯シーリングライトは天井から吊り下げて設置するため、圧迫感を覚えることもあるでしょう。特に天井が低い部屋であれば、シーリングライトのほうがスッキリとした空間になります。
なお、4灯シーリングライトはさまざまな方向を照らしていることから、影がいくつもできます。中には、物が見えづらいと感じる方もいるかもしれません。気になる方は購入前にチェックするのがおすすめです。
4灯シーリングライトを選ぶポイント
- 明るさを調整する
- シェードの形を確認する
- 角度調整ができるか確認する
- 点灯切り替えや調光・調色などの機能があるか確認する
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
明るさを確認する
4灯シーリングライトを選ぶ際は、明るさを確認しましょう。4灯シーリングライトといっても商品によって光の明るさは異なります。また、使用する部屋の大きさによっても必要となる明るさは変わってくるため、事前に確認しておくことが大切です。
必要な明るさの目安
必要な明るさの目安は、以下のとおりです。
部屋の大きさ | 必要なワット数 |
---|---|
12~14帖 | 500~600w |
10~12帖 | 400~500w |
8~10帖 | 400~500w |
6~8帖 | 400~500w |
4.5~6帖 | 400~500w |
~4.5帖 | 180w |
シェードの形を確認する
4灯シーリングライトを購入する際は、シェードの形をチェックしておきましょう。シェードとは、電球を覆う傘の部分のことです。デザイン性を大きく左右するため、部屋の雰囲気に合ったものを選ぶとよいです。また、シェードの形は明るさにも影響を及ぼします。
例えば、シェードに隙間があるデザインであればライトを中心に光が拡散しやすいため、部屋全体に明るさが届きやすくなります。傘型のシェードだとある程度光は広がるものの、部屋全体に行き渡らせるのは難しいでしょう。縦型のデザインは手元を明るくしたい場合におすすめです。垂直に明かりが注がれるため、特定の場所のみを明るくしたいときに選んでみてください。
角度調整ができるか確認する
4灯シーリングライトを選ぶ際は、角度調整ができるかどうかも確認しておきましょう。4灯シーリングライトは、天井に取り付けたあと、一つ一つのライトを上下・左右に調整できるのが一般的です。可動範囲が広い4灯シーリングライトを選んでおくと、より部屋に光が届きやすくなります。
また、さまざまな角度に光を調整できれば、空間にメリハリをつけることも可能です。光影のコントラストを楽しめるため、よりおしゃれな空間に仕上がるでしょう。特に、一定の範囲のみを照らせるライトを選んだときは、可動範囲の広いと明るい印象を与えやすくなります。
点灯切り替えや調光・調色などの機能があるか確認する
4灯シーリングライトを購入する際は、点灯切り替えや調光・調色などの機能があるかチェックしておきましょう。代表的な機能は、以下の3つです。
- 点灯切り替え機能:点灯する電球数を変えられる機能
- 調光機能:明るさを調整できる機能
- 調色機能:光の色を変えられる機能
これらの機能が備わっていると「明るくてまぶしい」「暗くて見にくい」といったトラブルを未然に防げます。また、部屋の利用状況によって光を調整できるため、より過ごしやすい空間を作れるでしょう。
なお、機能を利用する方法には壁スイッチやプルスイッチ、リモコンなどがあります。購入を検討している4灯シーリングライトがどのタイプの照明器具なのかをよく確認しておくことが大切です。
4灯以上のシーリングライトのおすすめ5つ
4灯以上のシーリングライトのおすすめは、以下の5つです。
いずれも「gram eight(グラム エイト)」で取り扱っている照明なので、それぞれのシーリングライトの特徴を確認してみてください。
4灯シーリングライト カロー
4灯以上のシーリングライトのおすすめ1つ目は、4灯シーリングライト カローです。2本のアームで構成されたシンプルな作りであるため、どのような部屋にもマッチする照明器具です。下段のアームは左右方向に回転するため、クロス状に飾るのもよいでしょう。一般的な照明器具はスチールでできていることが多いものの、4灯シーリングライト カローは真鍮を採用しています。そのため、高級感のある美しいライトに仕上がっています。
なお、本体の高さは19cmであるため、天井の吊り下げても圧迫感を覚えにくいのも魅力の一つです。天井が低い住宅でも取り入れやすいライトといえるでしょう。また、別売りのLED電球を購入すれば、約8帖の部屋を明るくできます。使用したい部屋の大きさに合わせて、電球を選んでみてください。
4灯 LEDシーリングライト ノーシュ
4灯以上のシーリングライトのおすすめ2つ目は、4灯 LEDシーリングライト ノーシュです。縦型のライトが4つついた照明器具で、ブラックとホワイトの2色展開です。ゴールドの真鍮がアクセントになっており、部屋をおしゃれに演出してくれます。また、4灯 LEDシーリングライト ノーシュを1台設置すれば、4.5~6帖ほどの部屋を明るくできます。
なお、スマートスピーカーに対応したライトで、スマートフォンからの操作も可能です。リモコンも付属しているため、ライトから離れたところからでも操作できます。調光機能も調色機能もついているので、部屋の状況に合わせて明るさを変えられるのもうれしいポイントです。
6灯シーリングライト デボン
4灯以上のシーリングライトのおすすめ3つ目は、6灯シーリングライト デボンです。ブラック・ホワイト・ゴールドのコントラストが美しく、シックなデザインの照明器具です。ゴールドの部分は真鍮でできており、よりおしゃれな雰囲気を醸し出しています。フレームから伸びた3本のアームは、それぞれ左右に回転できるため、部屋の雰囲気や好みに合わせて調整できます。球体のシリコンシェードが、柔らかい印象を与えてくれるでしょう。
デザイン性だけではなく機能性にも優れており、調光機能・調色機能・タイマー機能・メモリー機能・読書モードといった機能を搭載しているのもおすすめポイントです。部屋の使い方に合わせて明るさを調整できます。なお、アームの長さが50mm・100mm・150mmと3タイプから選べるため、部屋の広さや天井の高さに合わせやすいでしょう。高さを変えることで、部屋の雰囲気も異なります。
4灯シーリングライト コラット
4灯以上のシーリングライトのおすすめ4つ目は、4灯シーリングライト コラットです。シンプルな設計でありながらも、クラシカルなフォルムが特徴のライト。シェードが少し大きめなので、部屋のアクセントとしても活躍します。また、4つのライトはそれぞれ独立しており、照らしたい方向に調整可能です。
なお、本体から伸びているプルスイッチを引っ張ると、点灯切り替えが可能です。シーンに合わせて光を調整できます。
5灯シーリングライト テネシーコラット
4灯以上のシーリングライトのおすすめ5つ目は、5灯シーリングライト テラシーコラットです。スポットタイプのシーリングライトの場合、照明器具の下側のみを照らせる商品が一般的です。しかし、5灯シーリングライト テラシーコラットは、ウッドフレームの上部にLEDを埋め込んでおり、天井部分を照らせるアッパーライト機能が搭載されています。
アッパーライトのみを照らすことも可能であるため、普段とは異なる雰囲気を演出することも可能です。例えば、映画鑑賞やスポーツ観戦など、よりおしゃれなムードを作り上げたいときも活躍するでしょう。
4灯シーリングライトでおしゃれな空間を演出しよう
4灯シーリングライトは部屋全体を明るく照らす照明器具ではないため、どうしても暗さを感じてしまうこともあるでしょう。そんなときは今回紹介した明るさ対策を試してみてください。電球を変えたり、他の照明器具を足したりすることで、より快適な空間を作れます。
なお、4灯シーリングライトは種類が豊富であるため、選ぶ際のポイントも身につけておきましょう。部屋にマッチした4灯シーリングライトを選ぶことで、理想の部屋を手に入れられます。
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