【実例写真あり】寝室で使える8つの間接照明テクニックを紹介

寝室の照明テクニック
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部屋の雰囲気を手軽に変えたいと考えている方や、自室をよりリラックスできる空間にしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。こうした思いがある方たちにおすすめできるアイテムの一つとして間接照明が挙げられます。間接照明を置くだけで空間がおしゃれになる他、リラックス効果も得られるはずです。

そこで本記事では間接照明とは何か解説した上で、間接照明のメリットやおすすめの照明の色、寝室に間接照明を取り入れることをおすすめする理由などについて解説。最後には寝室をおしゃれに演出する8つの間接照明テクニックを紹介します。

目次

間接照明とは?

間接照明の効果

間接照明とは天井や壁、あるいは家具などに反射させた光で明るさを得られる照明器具のことです。ペンダントライトなどの直接型の照明器具であれば照明器具から光を直接照らしますが、間接照明はその名が示しているように間接光による照明となります。

間接照明は柔らかく、均一な照明光を演出できることから、リビングルームや寝室で好まれることが多いです。また自宅や店舗において玄関のワンポイントとして用いられることもあります。

間接照明のメリット

間接照明 テーブルライト 床置き

室内を柔らかな光で照らすことのできる間接照明ですが、間接照明を設置することでどのようなメリットを得られるのでしょうか。

間接照明のメリットは以下の3つです。

  • 空間をおしゃれにできる
  • リラックス効果を得られる
  • 空間が広く見える

それぞれについて詳しく解説していきます。

空間をおしゃれにできる

間接照明にはデザイン性が高いものも多くあるため、間接照明を一つ設置するだけで部屋全体がおしゃれになります。部屋のイメージを手軽に変えたい方やおしゃれな空間を演出したいと考えている方にもおすすめです。

また間接照明のスイッチを入れると、おしゃれ感が光によってより高まります。お気に入りの小物や家具などを中心に照らすことも可能です。また壁面に飾った絵画や写真を照らすことで、ギャラリーのような空間も演出できます。その他にも、竹やラタンのシェードから漏れ出る光で幻想的な雰囲気を演出できます。

間接照明の光で演出できる雰囲気は工夫やアイデアによって無数にあると言えます。間接照明を設置したら自分好みの空間に仕上がるようにいろいろと試してみても楽しいでしょう

リラックス効果を得られる

リラックス効果を求めている方にも間接照明の設置がおすすめです。柔らかな光の間接照明を設置することで精神的な落ち着きを得られ、リラックスした気分になれます。間接照明の光だけの空間で読書をしたり、音楽を聴いたりする時間は、日々の慌ただしさから離れた至福の一時になるでしょう。

間接照明から得られるリラックス効果は暖色系の色やオレンジ系の色から特に得やすいです。また、これらの色味の光を夕方に使えば、身体が浴びる太陽光の明るさに合った光の量を調整できるため生体リズムを整える効果も期待できます。

空間が広く見える

間接照明による陰影には空間に立体感を生み出す効果があります。室内の奥行きや広さを強調できるため、小さめの部屋でも広々とした空間に感じられるでしょう。

また部屋に光と影のグラデーションによってメリハリをプラスすれば、ラグジュアリー感を出すこともできます。

間接照明におすすめの照明の色

テーブルライトとペンダントライト

間接照明は部屋全体を明るくする目的というよりも、おしゃれ感を演出したり、リラックス効果を得たりすることを目的に設置するのが一般的です。そのため、間接照明を選ぶ際は精神的に落ち着きを得られる色味のものをおすすめします。

精神的な落ち着きを得られる色とは「色温度」が低い色です。色温度は光の色を表すための尺度でケルビンという単位によって評価され、色温度が高いと青白い光になり、色温度が低いほどオレンジ色や暖色系の色になります。

人間は明るい光や青白い光よりも暗めの光、あるいはオレンジ色や暖色系の色の光に落着きを得られるとされています。例えば夕暮れの光に心が穏やかになる方や、精神的に落ち着きを感じる方は多くいるでしょう。

色温度とは
リビングでリラックスするときや、ダイニングで食事する時は温かみのある色を。読書や勉強する時は集中できる白い光に切り替えて使えます。

間接照明の効果として落着きを得たい方はL(電球色)やWW(温白色)などの蛍光灯がおすすめです。これらの蛍光灯を使うと、落ち着きのある空間を演出できます。

寝室には間接照明がおすすめ

ブラケットライト デックスコラット

寝室に間接照明を設置することで部屋の雰囲気を簡単に変えられるだけでなく、さまざまな効果を得られるでしょう。

例えば明るい部屋で寝る場合、目を閉じても光が網膜に到達し、脳を刺激します。特に、寝室の照明として使われることの多い蛍光灯の光は、睡眠を促進するホルモンの分泌を抑制し、眠れない原因にもなります。

就寝の1時間前に部屋の照明を間接照明だけにし、照明の光が直接目に当たらないようにするだけで、ぐっすりと眠れるようになるでしょう。間接照明の色はオレンジや暖色系を選ぶことで、よりくつろぎやすくなるはずです。また間接照明を壁の上部に設置すれば、部屋全体を適度な明るさに保てます。

間接照明によっては光の加減を調整できるものもあります。調光機能が搭載された間接照明であれば、寝室で読書をしたり、スマートフォンを見たり文字を読むのに適した明るさを得られます。光の加減を手元で調整できれば、夜中にトイレに行くときにも便利なはずです。

寝室をおしゃれに演出する8つの間接照明テクニック

壁を照らす間接照明 スポットライト

寝室に間接照明を設置する際はテクニックを意識するだけで、より満足度の高い部屋に仕上がるでしょう。

寝室をおしゃれに演出する間接照明テクニックとして以下の8つが挙げられます。

  • 天井から壁を照らす
  • 床から壁を照らす
  • 天井からカーテンを照らす
  • 寝室のコーナーを照らす
  • テレビボードの左右の壁を照らす
  • ローボードの後ろなどに照明を置く
  • 寝室の窓を間接照明で照らす
  • ベッドの足元を間接照明で照らす

それぞれについて詳しく解説していきます。

1.天井から壁を照らす

スポットライト コラット

天井から壁を照らすことで部屋全体を広く見せる効果を期待できるでしょう。その他にも部屋全体をホテルや高級レストランのようなラグジュアリーな雰囲気にする効果もあります。

スタンドやクリップ型で壁を照らした場合、スタンドやクリップが部屋の中で存在感を発揮します。スタンドやクリップ型の間接照明は部屋のアクセントにもなるため、部屋の雰囲気にマッチしたものを選ぶとおしゃれ感が高まるでしょう。

2.床から壁を照らす

床置き アッパーライト マンダレイ

間接照明を床に設置し、壁を照らすことでおしゃれな空間を演出できます。大人がリラックスした一時を過ごすのにふさわしい空間になるはずです。

また床から棚に置いてある小物や絵画に光を照らすことでアートな空間になります。間接照明の光のスポットを変えたり、照らす対象を変えたりすれば、さまざまな変化を楽しめるのも魅力でしょう。

床から壁を照らす際は照明の高さにも留意してみてください。例えばフロアスタンドは床に置いて使う照明の中でも背の高い間接照明です。テーブルランプよりも幅広い範囲を照らすため、部屋全体を柔らかな光で照らしたい場合におすすめできます。一方、背の低い間接照明は床付近の壁をほんのりと照らすため、部屋のアクセントになる他、落ち着いた雰囲気を演出できます。

3.天井からカーテンを照らす

カーテン付近を華やかに演出したい場合にも間接照明が効果的です。天井からカーテンを照らすことで、カーテン付近に光を添えられます。

例えばカーテンボックス内に奥行きを多めに設け、カーテンの手前に照明を設置すると、カーテンドレープの表情が間接光で浮かび上がります。

4.寝室のコーナーを照らす

間接照明 コーナーライト

寝室の照明は部屋全体を明るく照らさないものが多いため、部屋の隅の暗さが気になる方も多いのではないでしょうか。

部屋の隅にペンダントライトを設置すれば、部屋の隅に柔らかな明かりを取り入れることができます。ペンダントライトの下に椅子を置いて読書や新聞を読むスペースにしたり、小物を置いた棚を置いてインテリアとして取り入れたりすることもできます。

5.テレビボードの左右の壁を照らす

LEDバーライト ショートマンクス

自宅で過ごす時間が増えている昨今、自宅で映画や好きな番組を視聴することを楽しみにしている方も多いはずです。

テレビボードの左右に縦の間接照明を設置すれば、テレビの背面が明るくなるため画面との明暗差がなくなり、より快適に視聴できるようになるでしょう。

6.ローボードの後ろなどに照明を置く

LEDバーライト ネオマンクス

ローボードの後ろに照明スペースを設け、間接照明を設置することで画面との明暗差をなくせます。

また下から光を照らせばムーディーな雰囲気になるだけでなく、リラックス効果を生み出すことも可能です。

7.寝室の窓を間接照明で照らす

窓を照明で照らし、カーテンで直接光を遮ることで間接照明にします。カーテンの色や生地によって変化を楽しめるのも魅力です。非日常的で大人な雰囲気を演出でき、おしゃれな空間になるでしょう。

間接光はカーテンで適度に遮られるため柔らかな光となり、睡眠前にくつろぐのに最適な寝室になるでしょう。

8.ベッドの足元を間接照明で照らす

ベッド下 間接照明

ベッドの対面の床や壁を間接照明でライトアップします。ベッドの足元を照らすことで、快眠効果を期待できるでしょう。ベッドに入ったときにぼんやりと遠くが光っていると、リラックス効果を得られるため就寝前に心身ともにリラックスできます。

また、メインの照明を消灯した後に、別の部屋に移動する時も足元が照らされているため、移動がしやすいでしょう。

スポットライトをベッドの足元に設置するだけなので間接照明の設置も簡単です。

寝室におしゃれな間接照明を取り入れるならgram eight

LEDテーブルライト ランブル

寝室をおしゃれにしたい方や、寝室をリラックスできる空間にしたい方には間接照明の設置がおすすめです。間接照明にはファッショナブルなデザインのものも多いため、照明をオフにした状態で部屋に置いておくだけで部屋全体におしゃれ感を出す効果があります。

また照明の光でカーテンや飾り棚、絵画などを照らせば上質、かつリラックスできる空間になります。寝室にはオレンジや暖色系の色味の間接照明がおすすめです。オレンジや暖色系の柔らかな光で部屋を照らすことで、睡眠の質の高まりなども期待できるでしょう。

gram eight(グラムエイト)では寝室をおしゃれに演出でき、かつリラックス効果も得られる間接照明を多く扱っています。間接照明を部屋に取り入れてみたい方はgram eight(グラムエイト)の商品をチェックしてみてください。

寝室の照明テクニック

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この記事を書いた人

竹中 智也のアバター 竹中 智也 クリエイティブ・ディレクター

1979年大阪生まれ。ECブランドの社内デザイナーとしてWeb、グラフィック、プロダクトデザインを担当。

これまで3つのインテリア照明ブランドを立ち上げ、200以上の照明器具を企画・商品化。

2023年、オリガミドリッパーを使ったORIGAMI LAMP をプロデュース。グッドデザイン賞受賞

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