キッチンにペンダントライトを設置する時のよくある失敗例&回避方法

LEDペンダントライト キューダ
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おしゃれな雰囲気にするため、キッチンの照明にこだわる方が増えています。中でもペンダントライトはキッチンやダイニングテーブルの上に採用されることが多く、人気がある照明器具です。しかし、設置の仕方や選ぶペンダントライトを間違えてしまうとキッチンの雰囲気が台無しになってしまう可能性があります。

本記事ではキッチンにペンダントライトを設置する際のよくある失敗例などを紹介しながら、失敗を回避する方法やコツを解説します。これからキッチンにペンダントライトを設置したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ペンダントライトとは?

ドリッパーランプ

ペンダントライトとはチェーンやコードなどで天井から吊り下げたデザインの照明を指します。大きさや灯数などはさまざまで、使用可能な電球の数によって使用できる場所や広さが違います。そのため、部屋のメイン照明としても、サブの照明としても使用できる汎用性の高いライトです。

吊り下げるデザインのため、ペンダントライトのほとんどに高さ調節ができる器具が付いています。付いていない場合でもコードリールやS字フックを使って調節できるので、安心して設置できるでしょう。また、吊り下げる高さを変えられるので天井に直付けの照明よりもお部屋に陰影ができやすく、おしゃれでムーディーな雰囲気になります。

キッチンにペンダントライトを設置する際のよくある失敗

ペンダントライト バーマン

次にペンダントライトをキッチンに設置する際の失敗例をご紹介します。よくある失敗例は以下の4つです。

  • 位置のバランスが悪い
  • ライトが低過ぎて邪魔
  • ライトが暗い
  • 部屋の雰囲気にマッチしていない

それぞれ解説します。

位置のバランスが悪い

よくある失敗の1つ目はペンダントライトと他の家具との位置がアンバランスになってしまうケースです。ペンダントライトはダイニングテーブルの上に設置されることが多いですが、テーブルに対して均等にペンダントライトが付いてないとバランスが悪くなってしまいます。特にテーブルの中央からズレていると違和感があるので気を付けましょう。

また、ペンダントライトを1つではなく複数設置する場合、ライト同士の間隔が狭すぎてしまうと窮屈な印象になりかねません。

ライトが低過ぎて邪魔

2つ目はペンダントライトの高さに関する失敗です。ペンダントライトを吊り下げるチェーンやコードの長さが長すぎたり、他の家具との高さが合っていないと低すぎて邪魔になったりしてしまいます。また、自身の身長や部屋の天井の高さの関係から低い位置になってしまうと、頭にライトが当たってしまい怪我をしてしまう危険性もあります。

しかし、反対に高すぎる位置に設置してしまうと光が弱くなったり、光を当てたい場所に光が届かなかったりと照明としての役割が果たせません。

ライトが暗い

3つ目の失敗はペンダントライトの明度です。ライトの大きさや設置位置を整えたとしても、ライトの明るさが足りないと部屋が暗くなってしまいます。さらに、ペンダントライトは天井に直接取り付けるタイプのライトに比べて照射範囲が狭くなり、明るさも劣ります。他の照明器具を採用せずにペンダントライトだけを設置すると、暗すぎて生活しにくくなってしまうかもしれません。

ペンダントライトはデザインや大きさもさまざまで、商品によって明度も変わります。ペンダントライトだけを部屋に設置したい場合は大きさに注目し、照射範囲が狭いものや明度が低いものは避けるといいでしょう。

部屋の雰囲気にマッチしていない

4つ目のよくある失敗は、ペンダントライトが部屋の雰囲気に合っていないケースです。ペンダントライトは目にも入りやすく存在感が強い照明器具です。デザインもシンプルなものから個性的なものなどさまざまで、大きさも違います。ペンダントライトのデザインが素敵だったとしても、ナチュラルテイストの部屋に和風デザインのライトを選んでしまったり、黒を基調としたモダンな部屋にポップな柄のライトを付けたりすると合わないでしょう。このようにペンダントライト自体を気に入って購入しても、実際に部屋に取り付けたら他のインテリアとマッチしなかったという失敗もよくあるので気を付けましょう。

キッチンにペンダントライト設置する際に失敗しないためには?

LEDペンダントライト マンクスクロス

次にキッチンのペンダントライト設置で失敗しないための方法をご紹介します。抑えたいポイントは以下の4つです。

  • ライトの設置を業者任せにしない
  • ライトの高さを確認する
  • ライトの明るさを確認する
  • 好みよりも「その部屋に合っているか」を見る

それぞれ分かりやすく解説します。

ライトの設置を業者任せにしない

ペンダントライト コラット

1つ目の失敗しないためのポイントは、照明器具の設置を業者任せにしないことです。引掛けシーリングやダクトレールが設置されている場合は、照明器具の取り付けは自分でも行えます。しかし、キッチンに引掛けシーリングやダクトレールがない場合は、電気工事士免許や工事が必要になるので適切な業者に依頼しましょう。業者に依頼する際には「プロだからこっちの要望は分かっているだろう」と任せっきりにするのは危険です。バランスよくペンダントライトを取り付けられるよう、しっかりコミュニケーションを取って自身の希望を伝えておきましょう。

ダイニングテーブルの上であれば、テーブルの幅の約3分の1の大きさの照明器具を等間隔に設置するのが理想的です。また、キッチン台など作業スペースの上にペンダントライトを設置する場合も、照らしたい作業スペースの幅を測ってライトの大きさと間隔を決めるとバランスがいいでしょう。

「おしゃれに設置できるか不安」「バランスよく設置するのが難しそう」という方は、なるべくシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。

gram eight(グラムエイト)で取り扱っている「1灯ペンダントライト コラット」であれば小さめなライトなのでバランスも取りやすく、シンプルかつ美しいフォルムで飽きのこないデザインです。コードの長さも調節できるので、高さに関しても心配ありません。

ライトの高さを確認する

失敗しないためのポイント2つ目は、高さの事前確認です。前述のとおりペンダントライトが低すぎると生活をするのに邪魔になり、高すぎると光が届かなくなってしまいます。

ダイニングテーブルやキッチンの作業台上に付けたい場合は、テーブルから70cm〜80cm程離れた高さにするとバランスがいいでしょう。作業台の上ではないキッチンの天井やリビングなどであれば、男性の頭が当たらない床から190cm〜200cmの高さに調節するのが理想的です。

ペンダントライトを実際に設置してから高さを決めたい方は、ライト自身に調節機能が付いている商品を選ぶと安心でしょう。おしゃれでインテリアに溶け込む照明器具を多く販売しているgram eight(グラムエイト)では、コードの長さが調節できるペンダントライトを多数取り扱っています。引掛けシーリング式のものを選べば自分で取り付けられるので工事も不要です。ご紹介した理想的な高さ・位置を参考に、自分に合った高さに調節しましょう。

ライトの明るさを確認する

LEDペンダントライト マンクスロンギー

3つ目のポイントはライトの明るさです。キッチンは手元の作業が多いため、明るさが足らないと料理などの作業がやりにくくなってしまいます。「思ったよりも暗かった」と設置後に後悔しないためにも、ペンダントライトの明るさは確認してから選びましょう。

一般的に明るさの理想は畳数×400lmとされ、3畳程度のキッチンであれば照明器具の明るさの合計が1200lmあれば十分明るいです。光の色は寒色系の白っぽい光だと、細かい部分もはっきり見えるでしょう。しかし、作業場所だけ明るさがあればいい方やダイニングテーブルの付近は雰囲気のある光がいいという方は、作業台以外の場所は少し暗めの光でも問題ありません。

どの明るさや色温度がいいか迷ってしまう場合は、調光・調色機能が付いている照明器具を選ぶといいでしょう。例えば、gram eight(グラムエイト)の「LEDペンダントライト マンクスロンギー」は横長デザインのLEDライトで、調光・調色機能も付いています。白っぽい光の昼白色であれば最大1300lmの明るさになるので、ペンダントライト1つで必要な明るさが確保できます。さらに作業しない時間は暖色系の光に変更できるので、夜の晩酌やコーヒータイムなどのリラックスしたい時にも活躍するでしょう。

好みよりも「その部屋に合っているか」を見る

1灯ペンダントライト ホーローコランダー

4つ目のポイントは自分の好みよりも設置したい部屋の雰囲気に合っているかどうかを優先することです。主張の強いデザインのペンダントライトもあるので、部屋のイメージやインテリアとマッチするのかよく見てから購入しましょう。キッチンにペンダントライトを取り付けたい場合は、シンプルなものやナチュラルテイストのものを選ぶと合いやすいです。また、キッチンは調理などで油汚れなどが付きやすくなります。メンテナンスしやすい素材を選ぶと清潔に保てるでしょう。

キッチンのアクセントに個性的なデザインのペンダントライトを採用したい方は、gram eight(グラムエイト)の「1灯ペンダントライト ホーローコランダー」がおすすめです。ライトのシェード部分がホーロー素材でできており、他にはあまり見ないデザインながらもキッチンにマッチするアイテム。ホーローの部分にはお花のようなパンチング加工がされており、そこからも光が優しく漏れ出すおしゃれなライトです。オフホワイト、グレー、スモークブルーの3カラーあるので、キッチンのテイストに合わせて選べます。

「暗さを楽しむ」おしゃれなキッチンペンダントライトならgram eight

裸電球のペンダントライト

本記事ではキッチンのペンダントライト設置で失敗しない方法について解説しました。キッチンにペンダントライトを設置する際には、照明器具の位置や高さのバランスを見て取り付けるといいでしょう。また、必要な明るさを確保するため、購入したいアイテムの明度を事前に確認することをおすすめします。明るさや色味をどうするか迷っている方は、調光・調色機能ができる照明器具を採用してみましょう。

おしゃれな間接照明を多く扱うgram eight(グラムエイト)の公式通販サイトでは、調光・調色機能を含む機能面にもこだわったペンダントライトに出会えます。どのペンダントライトにするか迷っている方や他にはないおしゃれなデザインのライトを探したい方は、ぜひ参考にご覧ください。

LEDペンダントライト キューダ

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この記事を書いた人

竹中 智也のアバター 竹中 智也 クリエイティブ・ディレクター

1979年大阪生まれ。ECブランドの社内デザイナーとしてWeb、グラフィック、プロダクトデザインを担当。

これまで3つのインテリア照明ブランドを立ち上げ、200以上の照明器具を企画・商品化。

2023年、オリガミドリッパーを使ったORIGAMI LAMP をプロデュース。グッドデザイン賞受賞

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