照明は部屋の中でも目立ち、部屋のイメージを大きく左右するアイテムです。そのため、照明を選ぶ際は部屋との相性や自分や家族の好みをよく考慮して選ぶ必要があります。特に、新築物件の場合、照明にもこだわり、思い描く室内空間を実現したいものです。
とはいえ、照明をどこで購入するべきか悩まれている方や新築の照明を購入する際の注意点が分からない方、あるいは部屋に合う照明について悩まれている方も少なくないと見受けられます。
新築の照明はどこで買えば良い?
照明は室内のイメージを大きく左右するため、新築に引っ越す際には照明にもこだわりたいところです。とはいえ、照明をどこで買うべきか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
新築の照明を購入する場所として以下の4つが挙げられます。
- ホームメーカーなどのカタログ
- インテリアショップ
- ホームセンター
- ネットショップ
それぞれについて詳しく解説していきます。
ホームメーカーなどのカタログ
ホームメーカーとは注文住宅の建築を全国規模で請け負っている他、自社独自の建築部材の開発やブランドの提供などを行っている企業のことです。各種サービスの品質は安定しており、アフターメンテナンスの受けやすさも特徴となっています。
ホームメーカーによっては自社が扱っている各種メーカーの照明や自社ブランドの照明をまとめたカタログを提供しています。カタログを請求し、そこに記載されている商品の中から好みの照明を選べば、設置作業まで行ってくれるメーカーがほとんどです。
ホームメーカーなどのカタログから購入するメリット
ホームメーカーの多くが照明の設置作業にも対応しています。そのため照明器具を購入した後、業者に設置を別途依頼したり、自分で設置作業を行ったりする手間を省くことが可能です。
ホームメーカーの中にはアフターサービスがしっかりしている企業も多いため、設置後にトラブルが生じた際などにもきちんと対応してもらえます。また商品が破損品だった場合などの対応もスムーズです。
ホームメーカーが取り扱う照明にはシンプルなデザインのものや高品質の照明、さらには大手ブランドの照明が多い傾向にあります。長期的に利用できる質の高い照明を求めている方にとっても、ニーズにマッチした照明に出会えるでしょう。
インテリアショップ
おしゃれな照明や個性的な照明の購入を検討している方には、繁華街や自宅近くのインテリアショップに足を運んでみることをおすすめします。
インテリアショップはこだわりのアイテムを揃えているショップや、一つのテーマやテイストに絞ったアイテムを扱っているショップなどさまざまです。お好みのアイテムを多く扱っているインテリアショップに出向けば、そこでしか購入できないような趣味に合った照明に出会えることもあるでしょう。
個性的なデザインの照明や女性らしいキュートなデザインの照明、あるいは上質なデザインの照明などを求めている方は、インテリアショップで照明を探してみてください。
インテリアショップで購入するメリット
インテリアショップの中にはおしゃれな照明や上質な照明を扱っているショップも多いです。照明にこだわりたい方や照明について思い描いているイメージがある方は、何件かのインテリアショップに足を運んでみてください。ショップによっては輸入商品も扱っているため、他ではあまりないようなレアな照明に出会えるかもしれません。
またインテリアショップで照明を購入した方の中には、照明の設置にあたって手厚いサポートを受けられた方もいます。インテリアショップで照明を購入すると、自分で設置しなければならないことも多いですが、ショップによっては電話やメールなどで設置方法について丁寧にレクチャーしてくれるようです。
ホームセンター
ホームセンターでも照明を多く扱っています。お近くのホームセンターで照明を購入すれば、購入時に設置作業まで依頼することもできるでしょう。
またホームセンターは業者による工事不要の照明も多く扱っているため、照明を手軽に設置したいという方も安心です。
ホームセンターで購入するメリット
日用品などの買い物でホームセンターに足を運んだ際に、部屋の雰囲気や好みに合った照明がないかチェックすることもできます。そのため忙しい方や照明を探すことに多くの時間を費やしにくい方でも照明を購入しやすいでしょう。
またホームセンターで扱っている照明は高額なものからリーズナブルなものまでさまざまです。照明を低価格で購入したい方も予算内の照明に出会えるでしょう。
ネットショップ
お気に入りの照明に出会うために多くのショップに足を運ぶのは楽しいですが、新築を建てた直後は引っ越し作業や家具の購入などで忙しい方も多いはずです。複数の店舗に足を運んでみたいけれど、思うように時間を取れない方もいるでしょう。
ネットショップを活用すれば、自宅や移動時間などにも照明を探すことができます。また海外製の照明やおしゃれなデザインの照明を扱っているショップも多くあるため、デザイン性に優れた照明を購入したい方も理想とするデザインのものに出会えるはずです。
ただしネットショップで照明を購入した場合は照明の設置を自分で行うか、施工会社に依頼することになります。また破損や部品不足などの不備があった際には、問題解決までに時間がかかるケースも多いようです。
ネットショップで購入するメリット
ネットショップであれば照明を多く取り扱っている店舗が近くにない方や、店舗に出向く時間がない方でも多くの選択肢の中から好みの照明を探すことができます。自宅に居ながらにして複数の照明を比較し、購入できるのもネットショップで購入するメリットです。
またネットショップの中には価格を重視したショップも多く、実店舗で購入するよりも低価格の照明に出会えることもあります。
新築の照明を購入する際の注意点
照明を購入した方の中には想定外のトラブルが生じたという方も少なくありません。照明の購入後に後悔しないためには、購入する際の注意点に留意できているかが鍵となります。
新築の照明を購入する際の注意点は以下の3つです。
- 購入後のアフターフォローがあるかを確認する
- 価格を比較する
- 購入したら部品が足りているか確認する
それぞれについて詳しく解説していきます。
購入後のアフターフォローがあるかを確認する
照明を取り付けてすぐに電源が入らなくなったり、部品が取れてしまったりということも珍しくありません。購入後のアフターフォローを行っていないショップで購入してしまうと、照明の買い替えが必要になることもあります。
また価格重視で購入してみたものの、照明の説明書や設置方法に関する問い合わせ先の記載もなく、引っ越しの日までに照明を設置できなかったというケースもあるようです。結果的に、別の店舗で再度購入し、プロに設置してもらうことになり、二度手間になったという方もいます。
価格を比較する
同じような商品であっても実店舗とネットでは価格が大きく異なるケースも珍しくありません。お気に入りの照明に出会えたらいくつかの店舗で商品の値段を確認してみてください。
いくつかの店舗で価格を比較してみることで、購入後にあのお店で購入した方がお得だったという事態を防げます。
購入したら部品が足りているか確認する
購入後、付属の部品が揃っているか確認するようにしてください。付属品の一部が不足しており、照明を設置できないというケースも稀にあるようです。
特に、ネットショップで購入した場合はやりとりや部品の追加発送までに時間がかかるケースも少なくありません。引っ越しの日までに部品が足りずに照明を設置できなかったとならないようにするためにも、照明が手元に届いたらすぐに部品が足りているか確認しましょう。
【部屋別】おすすめの照明
部屋によって適切な照明の種類は異なります。照明を設置する際はそれぞれの部屋に合ったものを選ぶことが重要です。
以下の部屋別におすすめの照明について解説していきます。
- リビング
- キッチン
- 寝室
- 和室
- 子供部屋
それぞれについて詳しく解説していきます。
リビング
リビングは家族が集ったり、それぞれが自分の好きなことを行ったりする空間です。家族で談笑したり、テレビを見たり、新聞を読んだりはリビングでの過ごし方の一例でしょう。
照明は家族のさまざまな活動に対応できるようなものを選ぶ必要があります。例えば天井の照明に調光機能が搭載されていると、家族で談笑したり本を読んだりするときは明るめに設定し、夫婦でのリラックスタイムには暗めにすることも可能です。また映画観賞が趣味の方であれば、テレビの裏側からの照明、もしくは足元のランプのみにし、映像の見やすさを重視することもできます。
リビングの照明を選ぶ際はデザインや統一感についても考慮するようにしてください。照明にはさまざまなデザインのものがあるので、理想とするリビングのイメージに合ったデザインのものを選びましょう。また隣接するダイニングルームなどの部屋の照明やイメージと合う照明を選ぶことで、統一感のあるコーディネートに仕上がります。
キッチン
キッチンは料理をするために一日に何度も使う場所であるため、お気に入りのアイテムが揃っていると気持ちも高まるでしょう。お気に入りのデザインの照明を選ぶことで、調理時間も楽しめるはずです。ただしキッチンの照明を選ぶ際は隣接するダイニングやリビングのインテリアと調和するものを選ぶようにしてください。隣接する部屋と統一感を出すことで、部屋全体が洗練された雰囲気になります。
野菜を切ったり炒め物をしたりとさまざまな作業を行うキッチンでは、明るさも重要なポイントです。暗めの明かりはおしゃれではありますが、手元の明るさが不足するためキッチンには適していません。キッチンにおいてメインとする照明にはシーリングライトやダウンライトなどを選び、部屋全体が明るくなるようにしましょう。加えて、カウンターやコンロの付近に手元の明かりとして2〜3灯を目安に設置してみてください。
キッチンは油汚れや蒸気が発生する空間のため照明を設置する際は、これらについても考慮する必要があります。設置場所に注意するだけでなく、汚れた際には掃除しやすい照明を選ぶことで、家事の負担を減らせるはずです。
寝室
寝室の照明は睡眠にも深く関係するため、入眠を促せる明るさであるか、リラックスできる明るさであるかなどを考慮しながら選ぶ必要があります。
特に、寝室の照明では光源が目に入らないものを選ぶことが大切です。ベッドで寝ている状態で光源が目に入ると、脳が活性化し、眠れなくなります。例えば電球に覆いのないペンダントライトは光源が視界に入ってくるため、寝室照明として不向きです。
一方シェードのある照明であれば、光源がシェードで隠れるため、目に光源が直接入ることを防げます。シェードには和紙製や編み込みタイプなどさまざまなデザインがあるため、自分のお気に入りを探してみても楽しいでしょう。
また寝室の照明には暖色系やオレンジ系の電球色が向いています。明るさが弱く、ぬくもりを感じられる色味にはリラックス効果があるため、就寝前に心を落ち着かせることができます。
その他にも寝室の照明には調光機能が搭載されていると便利です。寝室で本を読むときの明かりや入眠前の明かりなど、状況に合わせて光の加減を調整できます。リモコンで調光を操作することができれば、ベッドで寝ながら明るさの調節ができるので、調光操作のために起き上がる必要もありません。
和室
和室の使用目的によって適度な明るさは異なるため、選ぶべき照明は異なります。例えば本を読んだり勉強をしたりする場合は、空間全体を明るく照らすような照明がベターです。一方、和室をリラックスするための空間や仮眠するための空間にする場合には柔らかな光の照明をおすすめします。
照明のデザインは和室ならではのものを選択することもおすすめです。竹や和紙、木材を使用した照明、あるいは和風なデザインの照明を置くことで、部屋全体のおしゃれ度がアップします。また大人がゆったりとした時間を過ごすのに相応しい、上質な空間になるでしょう。
和室の照明を選ぶにあたって気を付けたいポイントとして、隣接するスペースとの相性です。和室がリビングやダイニングと隣接している間取りも多いでしょう。和室の照明を隣接する空間とのバランスを考慮しながら選ぶことで、全体に統一感が出るためまとまります。リビングやダイニングと和室の雰囲気が大きく異なると、違和感が生じることもあるので注意してください。
子供部屋
子供部屋はどの年齢のお子さんが使うにしても、部屋全体が均一に明るくなる照明がおすすめです。部屋全体を明るくすることで目にも優しく、視力低下を防げます。こうした観点からも、子供部屋の照明には天井に設置するタイプのシーリングライトが人気です。
子供部屋ではお子さんが遊んだり、本を読んだり、勉強したりします。またある程度の年齢になると、お子さんは自室で眠るようになるでしょう。さまざまな活動をする場所なので、活動内容によって明るさを調整できる照明がおすすめです。
このようなことから、光がちらつくものや薄暗い明かりのものは不向きです。光がちらつくと集中力が低下するだけでなく、目にも悪い影響を与えます。また薄暗い明かりは大人の寝室であればリラックス空間を実現するのに最適ですが、活動量が多く、アクティブに動くお子さんには不向きです。
新築におすすめ!gram eightのおしゃれな照明器具
gram eight(グラムエイト)はシンプルな照明やおしゃれで洗練された照明など、さまざまな種類の証明器具を扱っているショップです。
そこでここでは、新築におすすめのgram eight(グラムエイト)のおすすめの照明器具を3つ紹介します。
- 6灯シーリングライト キムリック
- 4灯シーリングライト カロー
- LED シーリングライト マフィン
それぞれについて詳しく解説していきます。
6灯シーリングライト キムリック
「6灯シーリングライト キムリック」はアンティーク調のデザインがポイントのシーリングライトです。おしゃれ感や個性がありながらも、どの部屋にもマッチしやすいシンプルなデザインとなっています。カラーはブラック、ブラス、ホワイトの3色展開です。
高さの異なる3本のアームに加えて、異なる形状の6灯が搭載されています。アームはそれぞれが回転しているため、下から見上げるとアームが交差しているように見えます。アームは回転させて形を変えることもできるため、その日の気分や部屋の雰囲気に合わせて変えることも可能です。
6灯シーリングライト キムリックには赤外線のリモコンが付属しているためスイッチまで行き、オン・オフをする必要はありません。またリモコンは赤外線のためスマートリモコンへの登録も可能です。スマートフォンだけでリモコン操作を行えるため、外出先で点灯したり、電源を切ったか確認したりすることもできます。
この照明には光を遮るシェードがないため、取り付ける電球は暗めをおすすめします。電球の明るさには個人差がありますが、明るい電球を取り付けた場合には眩しく感じるかもしれません。
4灯シーリングライト カロー
「4灯シーリングライト カロー」は2本のアームで構成されたシンプルな4灯タイプのシーリングライトです。カラーはブラック、ブラス、ホワイトの3色展開となっており、好みのカラーや部屋に合ったカラーを選ぶことができます。
高級感のあるデザインが目を惹きますが、その秘訣には真鍮が採用されていることが関係しています。照明の多くには材質としてスチールが採用されていますが、4灯シーリングライト カローは真鍮を採用することでシック、かつ高級感のある仕上がりを実現しました。
本体の高さは約19cmと薄型のため、天井が低めの部屋に設置しても圧迫感はないでしょう。また下段のアームは左右方向に回転でき、アームをクロスさせたようなデザインにできるためインテリアに合わせて変えることも可能です。
電源のオン・オフは壁スイッチで行います。リモコンや点灯切替などの機能は搭載されておらず、必要最低限のシンプルな機能となっています。
各種配線器具が天井に固定されていれば、電気工事をしなくても照明器具を設置可能です。ただし配線器具がない部屋であれば、電気工事業者に依頼して取り付けてもらう必要があります。
LED シーリングライト マフィン
「LED シーリングライト マフィン」は円形のカラーフレームがキュートなシーリングライト。カラーはブルーグレー、ライトグレー、セージグリーン、スモークイエローの4色展開となっています。豊富なカラー展開のため、インテリアや部屋の雰囲気に合ったカラーを選ぶことも、部屋のアクセントになるカラーを選ぶこともできます。
本体の厚みは11cmとコンパクトですので、天井が低めの部屋に設置しても圧迫感はないでしょう。12畳前後の広さの部屋を想定した明るさとなっていますが、フレームがスチール製で横方向に光が広がらないため人によっては少々暗く感じるかもしれません。
付属のリモコンを使えば、調光や調色、タイマー設定なども行えます。さらにスマートスピーカーにも対応しているため、専用アプリを使えば外出先からの操作やスケジュール管理なども可能です。
またLED一体型となっているため、自分で電球を購入する必要もありません。
新築の照明をどこで買うか迷ったら
新築を建てる方の多くが理想とする部屋のイメージがあるでしょう。リラックスできる空間やスタイリッシュな空間、キュートな空間など、好みの部屋を作り、新生活を楽しみたいものです。
どのようなイメージの部屋を作るにも照明は重要なポイントになります。照明器具のデザイン、光の色や明るさ、照らす方向などによって空間の雰囲気は大きく変わってしまうからです。 本記事で解説したように、照明はインテリアショップやホームセンターなどさまざまな場所で購入可能です。また最近では、ネットショップで購入する方も増えています。ネットショップで購入すれば、自宅に居ながらにしてさまざまな照明を比較できる他、購入後に照明を持ち帰る手間も省けます。
ネットショップで照明の購入を検討している方にはgram eight(グラムエイト)がおすすめです。gram eight(グラムエイト)はファッショナブルなデザインの照明やポップカラーの照明の他、シンプルで落ち着いたデザインの照明も扱っています。お気に入りの照明に出会えるはずです。
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